赤色の秘密

本日もこのページへ来てもうて、まいどおおきに!です。今日は具体的な色の持つ性質や効果をご紹介したいと思います。そこで今回は色の中で最も波長が長く、人間にとって生命の象徴でもある赤色のお話をさせてもらいます。「火の色」「血の色」でもある赤は、私たちの本能的な部分に、強く訴えかけることができる色といわれています。分析心理学で名高い心理学者のユングは、私たちの衝動の原動力となる本能エネルギーの源は「リビドー」だと言っています。リビドーとは精神分析の用語ですが、この本能エネルギーであるリビドーを、赤は刺激する色でもあるので、仕事も食欲も性欲もあらゆる欲望をかきたて、心理的にも生理的にも、様々な面で影響を与え、また更には不安や心配など心理的な抑制を克服させる手助けをしてくれはる色なんですわ。私たちは、赤を感じると、血圧が上昇して体温も上がり、心臓の鼓動も早くなり、元気にさせてくれるホルモンの分泌を促す働きがあります。赤を身につけると体感感度で1~2度上がってしまうほどですねん。実は、人は目だけではなく皮膚でも色を感じています。皮膚には光センサーがあり、色の振動の違いによって身体への影響が変わってきます。こうした生理的な変化からも、じっとしていられなくなり、気持ちが駆り立てられ、活動したくなったり、前向きに外に向かって生命そのものを「展開させたい」「活動させたい」という方向へ導かれます。ですから、赤を見たり、身につけることによって、心身ともにエネルギーが高まるんですわ。そこで、私は、『赤パンツ』をお勧めしています。おへその10㎝下辺りに東洋医学では、元気と勇気を得られるという丹田というツボがあります。このツボが赤の波動を感じることで、体温や性腺の分泌などを促して元気とやる気をもたらします。戦国時代の武将たちが、赤いふんどしを身につけていたのも、知らず知らずにこのような効果を感じていたからかもしれまへんなあ。昔の人の知恵は本当にすごいものです。何かを始めたり、チャレンジする時には、赤い洋服や下着などを身につけるとええんちゃいまっしゃろか。ただし、高血圧の人は、血圧を上げてしまう作用があるので、避けるようにして下さいませ。最後まで読んでもうて、まいどおおきに!

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